仕事が辛くて辞めたいと思っているのに、
お金がないから辞められない…
お金がないから、退職後の生活が不安だ…
このような悩みを抱えていませんか?
お金がない状態ですと、仕事を辞めた後に生活していけるのか、不安な気持ちが募りますよね。
かくいう筆者も、お金がないという不安を持ちながら、4回ほど転職した経験をもっています。
結論からいうと、お金がない状態で仕事を辞めても何とかなるものです。
- 転職サイトやエージェントは無料で利用できる
- 派遣社員なら、未経験でも高時給な仕事がある
- いざとなれば、失業保険などの支援制度がある
辞めた後にもさまざまな選択肢がありますから、無理をすることなく、何よりも自身の健康を大切にしましょう。
この記事では、お金がなくても仕事を辞めて問題ない理由と対処法について解説しています。
筆者の実体験をもとにわかりやすくお話ししていますので、ぜひ最後までご覧いただき、あなたの悩みを解決するヒントにしてください。
辞めたい会社なら、我慢せずに辞めたほうがいい
本当は辞めたいけど、お金がないから続けるしかない…
このような思いでいるのなら、無理に我慢し続けるべきではありません。
無理に仕事を続けると、心や身体を壊す可能性がある
嫌な仕事で無理を続けて疲労がたまると、
思いもよらない形で不調が現れる
という可能性もあります。
休日にリフレッシュして回復するようであれば、そこまで心配はないでしょう。
しかし、今は平気でも、心や身体にいつ不調が現れるかは誰にもわかりません。
現に筆者も、無理をして頑張っていた時期に、
左耳の耳鳴りがひどいんだけど…
突然このような状況に陥ってしまい、音が聞こえにくくなってしまったのです……
原因はストレス、疲労、睡眠不足によるもので、幸い薬を飲むことで回復しました。
このように、ストレスや疲労が蓄積されると、どこから不調が現れるかわかりません。
今の仕事が辛くて辞めたいと考えているのなら、我慢せずに退職する方法を模索するべきです。
嫌な仕事を続けていても、生活が苦しい状況は変わらない
仕事を辞めたいという思いはあっても、
他に仕事が見つからなければ、生活できないし…
という不安もあるでしょう。
しかし、生活ができないという理由だけで、やりたくない仕事を続けるのは得策ではありません。
やりたくない仕事を続けていても、モチベーションも上がらず、評価を得られる可能性は低いです。
それならば、早めに見切りをつけて、
- 今よりいい収入が見込める仕事
- 就業環境がよい職場
上記のような会社へ転職するほうが、心も生活も安定します。
すぐに転職先が見つからない場合もありますが、そのときは、
今回は縁がなかったな…
と割りきって、次の企業へ応募すればいいだけです。
何もせずに悩んで過ごすよりは、精神的にも安定しますよ。
お金がなくても仕事を辞めて問題ない理由とは?
辞めたい仕事は辞めたらいいといっても、
お金がないのに転職活動なんてできないし…
収入がなくなったら暮らしていけない…
このような不安がつきまといますよね。
しかし、以下のような理由から、お金がなくても仕事は辞められます。
転職サイトやエージェントは無料で利用できる
転職活動を躊躇する人のなかには、
転職活動をするとなると、いろいろお金がかかりそう…
このような勘違いしている人もいるかもしれませんね。
しかし、転職活動をするだけなら、それほどお金がかかることはないです。
なぜなら、転職サイトや転職エージェントは無料で利用できるから。
求人企業側から報酬をもらうシステムになっているので、求職者側はサービス利用に料金はかかりません。
とくに、なるべく早く転職を叶えたい場合は、転職エージェントの利用は不可欠です。
- 転職サイトなどに出回っていない、非公開求人を紹介してもらえる
- 履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる
- 面接対策のサポートをしてもらえる
- 業界や企業について、独自の情報を提供してもらえる
- 求人企業について、気兼ねなく質問できる
- 選考に落選した理由を教えてくれるので、次への対策が打てる
- キャリアや市場価値をプロの視点で見定めて、アピールするべき自身の強みを教えてくれる
- 応募企業との連絡や日程など、エージェント担当者が間に入って調整してくれる
- 入社時期や年収条件など、交渉ごとを代行してくれる
無駄なく効率的に転職活動を進めるうえで、利用しない手はないサービスでしょう。
転職エージェントでアドバイスをもらい、転職サイトの選考でも活かすようにすれば、転職の成功率を上げることが可能です。
派遣社員なら、未経験でも高時給な仕事がある
待遇や給与などを考えると、
正社員で転職しなければ…
と考えている人が多いでしょう。
しかし正社員ですと、希望に見合った求人がない場合もあります。
そんなときは、派遣社員で高時給の仕事を探しましょう。
派遣社員なら、契約期間がありますので、
働いてみて合わなければ、次回の契約更新をせず辞める
という方法を取ることもできます。
たとえばコールセンターであれば、派遣の求人は時給1,300円〜1,500円くらいが相場。
未経験でも働ける、比較的高時給な仕事ですよ。
8時間勤務で月に20日働いたとすると、20万円は稼げます。
20万円あれば、いまの暮らしとそん色ない生活ができるのではないでしょうか?
正社員にこだわらない選択肢を増やすことで、お金に困らない仕事を見つけやすくなります。
いざとなれば、失業保険などの支援制度がある
どうしても先に会社を辞めざるを得ない場合、
退職後のお金をどうすればいいのか…
と不安になってしまいますよね……
しかし、国が用意している公的制度を使えば、この問題もクリアになります。
以下の2つの給付金制度を活用すれば、お金の不安は解消可能です。
傷病手当金は、医師による心身不調の診断が必要ですが、失業保険は要件を満たせば誰でも受給できます。
つまり最低でも3ヶ月は、今もらっている給料の50~80%が受け取れるということです。
また、心身が不調で本当は退職してしばらく療養したいのに、
生活ができないから、仕事を続けるしかない…
このような思いで、我慢して無理をする必要はありません。
傷病手当金と失業保険を組み合わせれば、最大28ヶ月も給付金が受給できますので、
お金の心配をすることなく、しっかり療養してから次のことを考える
という期間を確保することができます。
心身が不調なのであれば、給付金をもらいながらゆっくり療養しましょう。
今後のことを考える時間は、体調がよくなってからでも確保できます。
ただし、公的な手続きなので、
という面があります。
もし手続きに不安があるのなら、社会保険給付金の申請サポートの利用がおすすめです。
いまの仕事を続けながらできること
そうはいっても、お金がない状態で仕事を辞めるのは、やはり不安がつきないですよね。
ここでは、できるだけ不安を解消するために、今の仕事をしながらできることをご紹介します。
働きながら転職活動をする
仕事を辞めたいと考えたときに、まず不安になるのは退職後の生活についてでしょう。
ですから、もし可能であれば、今の仕事を続けながら転職活動するのがおすすめです。
仕事を続けながら転職先を決めてしまえば、無収入の期間を短くできるので、金銭面でも安心できます。
働きながら転職活動なんて、激務すぎて無理なんだけど…
こういった場合は、いったん派遣社員で働くというのもひとつの方法です。
派遣社員として働きながらであれば、
- 残業などがないホワイトな仕事を選べる
- 契約更新をしなければ辞められる
- 次の契約期間に合わせて、転職活動ができる
上記のようなメリットを得ながら、転職活動することができます。
節約してお金を貯める
節約してお金を貯めることで、安心にも繋がります。
無理な節約はよくありませんが、見直せる箇所があれば、この機会にいちど見直してみましょう。
以下のようなことであれば、比較的節約はしやすいです。
- スマートフォンを格安SIMに変える
- お昼に外食をしている場合、自宅から白米を持参しておかずだけを買う
- 毎日ペットボトルを買っている場合、水筒に飲み物を入れて出勤する
- ガス会社・電気会社を比較して、他社へ乗り換える
また、直接の節約ではありませんが、
家賃や光熱費の引き落とし先をクレジットカードにして、ポイントを貯める
上記のような方法もオススメです。
長く続けていると、貯まったポイントで買い物ができたり、景品交換ができたりするので、生活費の節約につながります。
ご自身の生活にあった、実践しやすい節約から試してみましょう。
辞めたくても辞めれないときは「退職代行」もあり
いざ会社を辞めようと思っても、
- 上司に相談しても拒否されてしまう
- 周りの反応が怖くて言い出せない
- 精神的に辛いのですぐ辞めたい
上記のように、辞めたいけど辞めれないというケースもあるでしょう。
もしそうであれば、退職代行サービスを利用するのもひとつの方法です。
退職代行を利用するメリットとは?
退職代行とは、労働者本人の代わりに弁護士や代行業者が、会社へ退職の意思を伝えるサービスのこと。
退職代行を利用することで、
- 精神的な負担を減らせる
- 即日退職できる
- 正当な権利を行使できる
上記のようなメリットがあります。
精神的な負担を減らせる
自力で退職を進める場合には、上司や同僚への報告、業務の引き継ぎなど、さまざまな手続きが必要です。
退職理由に関して、周りからの理解が得られそうにない場合は、
- 強い引き留めにあう
- 嫌がらせを受ける
このようなリスクもあるでしょう。
しかし、退職代行を利用すれば、労働者本人は会社と直接やりとりをする必要がありません。
代行業者が手続きを淡々と進めるだけになるので、精神的な負担を大幅に軽減できるでしょう。
即日退職できる
即日退職できるのも、退職代行を利用するメリットの一つです。
本来、民法上では、
ということが定められています。
民法第627条
出典:Wikibooks
1.当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
しかし、実際には、
繁忙期は避けてほしい
後任が決まるまで待ってほしい
このような会社都合の理由で、退職日が先延ばしにされてしまうことも少なくありません。
退職代行を使う場合は、退職までに必要な2週間の期間を有休消化や欠勤扱いとすることで、
退職代行が会社に連絡した日から会社に出社しない
という対応が可能になります。
ハラスメントを受けている場合や、体調が悪化している場合など、
1日でも早く会社を辞めたい…
という場合には、心強い味方になってくれるでしょう。
正当な権利を行使できる
最近では、弁護士や労働組合が退職代行サービスに乗り出すケースも増えているので、
- 残業代の未払いがある
- 有休消化を拒まれる
といった労働問題に対しても、代理人として責任をもって対応してもらえます。
退職代行を依頼すると費用が発生しますが、初回相談は無料です。
会社側への交渉ごとがある場合も、対応可能かいちど相談してみることをおすすめします。
- 【安さで選ぶなら】退職代行EXIT
民間企業が運営。業界のパイオニアが最安値に挑戦中。リピート割がお得。20,000円(追加料金なし) - 【会社と交渉したい】退職代行SARABA
労働組合が運営。24時間365日いつでも相談OK。即日の退職連絡も可能。24,000円(追加料金なし) - 【弁護士に任せたい】
弁護士法人みやび
弁護士法人が運営。弁護士退職代行の老舗。会社との交渉や請求、万一の訴訟対応もOK。55,000円~
退職代行を使っても大丈夫?
そうはいっても、「退職代行」と聞くと、
会社の同意がないまま、無理やり辞めていいのだろうか…
と思う人もいるかもしれませんね。
そもそも退職は、労働者に対して法律で認められている権利です。
何らかの理由で辞めにくいという場合は、
退職を阻害している会社側の対応に問題がある
という場合が多いのではないでしょうか?
退職代行を利用することに、負い目を感じる必要はありません。
今では、
- 利用者の58%が30代以上、40代以上の割合は28%
- 40代でも34.8%の人が、退職代行の利用を検討
上記のような調査データもあるくらい、年齢や会社規模を問わず、退職代行は幅広く利用されています。
当サイトでも、実際に利用した人たちの体験談を数多く紹介しています。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
まとめ:お金がなくても仕事は辞められます
今回は、お金がなくても仕事を辞めて問題ない理由、対処する方法についてお話ししました。
- 転職サイトやエージェントは無料で利用できる
- 派遣社員なら、未経験でも高時給な仕事がある
- いざとなれば、失業保険などの支援制度がある
仕事を辞めても、そこで全てが終わるわけではありません。
辞めた後にもさまざまな選択肢がありますから、無理をすることなく、何よりも自身の健康を大切にしましょう。
いまの仕事が嫌で辛いのであれば、転職サイトに登録して、求人を見るところから始めてみませんか?
職種や雇用形態にこだわりすぎることなく、幅広く探してみると、
この仕事、いいかもしれない!
と思える仕事が見つかるかもしれません。
転職エージェントを利用すれば、今後のキャリアについてアドバイスしてもらえますので、一人で悩まず相談するのもおすすめです。
あなたのより良い暮らしのために、この先はどうするべきなのか、ぜひいちど考えてみましょう。